日記の端くれ

日々の生活の感想なんかを残していけたらと思います。

それでも町は廻ってる 感想

今回は石黒正数のそれでも町は廻ってるです!

 

それでも町は廻ってる、通称"それ町"はかなり前からタイトルは知っていましたが、タイミングが合わず読めてませんでした。(ほぼ気分の問題ですが、、、)

ですが、このたび晴れて?読破することができました!

 

物語は町が大好きで探偵に憧れていてメイド喫茶でバイトしている高校生の嵐山歩鳥(肩書きが長い!!)が友達や町の人々とのドタバタ日常劇を描いてます。

 

それ町がすごいのは時系列を全くばらばらに描いていることです。歩鳥の高校生活3年間を連載時の季節とざっくりと同じようなテーマの話でまとめられています。読み進めていると"あの時のあの反応はこれだったのか!"というような事がたくさん出てきます。このため、繰り返し読んでも新しい発見があって楽しめます。

それにしても、時系列をばらばらにして描けるなんて作者の頭の中はどうゆう構造になっているんでしょう?この描き方はスゴクすごいです!

時系列がばらばらなので、昔の時の思い出を何かを切っ掛けに断片的に思い出していくような感覚で歩鳥と愉快な仲間達と一緒に青春時代を楽しめます!